新年の餅カビを防ぐ簡単4つの方法とレンジ使用でカビ除去のコツ!

食品

新年のお祝いには欠かせない餅ですが、時折カビが生えてしまい、食べられなくなってしまうことがありますね。

ここでは、お餅を供える際のカビ予防策と、もし生えてしまった場合の対処方法をご紹介します。

餅にカビが生えるのは残念なことですが、正しい対処方法を知っておけば、食べることができるかもしれません。

餅にカビが生える原因とそれを防ぐ方法、カビが生えた後の対策について詳しく解説します。

餅のカビの原因は何でしょうか?

餅は、新年の祝いや健康、幸運を願って供えられる伝統的な食べ物です。

市販の容器入りの餅もありますが、自家製の生餅を使用する家庭も多いです。

子供の頃から、「鏡開き前にカビてしまった」という経験がある方もいるでしょう。

生餅は特にカビが生えやすいのです。

重要なのは、餅をおいしく楽しむこと。そこで、カビが生える原因と予防策、そして対処法を紹介します。

冬は寒く乾燥していますが、なぜ餅にカビが生えるのでしょうか?

餅にカビが生える2つの理由

環境の影響

日常生活をしている空間では、目に見えないカビの胞子が空気中に浮遊しています。

カビの成長に適した温度は5度から35度です。

餅が供えられる場所の室温は、カビにとって理想的な温度です。

暖房のおかげで、冬でも室内は暖かく湿度も適度に保たれています。

このような環境は、餅にカビが生えやすくする要因となります。

餅の特性

餅には水分と栄養が豊富に含まれています。

カビは付着した場所の水分と栄養を利用して成長します。

餅には、カビが好むデンプン質と十分な水分が含まれています。

さらに、餅を作る際に使用される片栗粉は、デンプン質でありながら水分を保持する性質も持っています。

これらの特性から、餅の保存方法に気をつけないと、簡単にカビが生えてしまいます。

どんなに注意しても、カビは隙を見つけて生えてきますが、カビを防ぐ一番の方法は、素手で触らないことです。

鏡餅は正月の伝統ですが、カビが生えることもしばしば。ここでは、鏡餅のカビを予防し、万が一生えた場合の除去方法を紹介します。

カビを防ぐ4つの簡単な方法

方法1

鏡餅に手が直接触れるとカビのリスクが高まります。飾りつけの際は、新しいビニール手袋を使ってください。また、餅粉をきれいに払い落とすことも大切です。

方法2

別の予防策として、焼酎や消毒用エタノールを使った消毒法があります。餅の表面を刷毛やコットンで拭くことでカビを防ぎます。特に餅のひび割れ部分や裏面に注意してください。

方法3

さらに、餅同士の間に通気を良くすることが重要です。米粒や爪楊枝、割り箸を使って上下の餅の間に隙間を作ります。

方法4

鏡開きまでの期間が異なる地域もありますが、松の内が過ぎたら、鏡餅を冷蔵庫で保管するのがベストです。

レンジを使ったカビ除去

万が一、カビが生えた場合、安全のためにカビを削り取ることが推奨されます。包丁でカビ部分を思い切りよく除去しましょう。電子レンジを使用して餅を柔らかくし、カビをこそげ落とす方法もありますが、ポリ袋を使って飛散を防ぎます。

レンジでのカビ除去方法は、カビが付いた餅をラップで包み、ポリ袋に入れて、30秒ほど温めた後、柔らかくなったカビ部分を包丁で除去するというものです。

削り取った餅は、すぐに食べない場合は、小分けにして冷凍保存すると良いでしょう。冷凍餅は、濡らしてラップで包んで温めると、もっちりと復活します。

まとめ

カビが生えたからといって捨てるのはもったいないです。これらの対策と除去方法で、鏡餅を安心して楽しむことができます。

 

タイトルとURLをコピーしました