耐久性があり、錆びにくいステンレス製の流し台は、日常的な使用により汚れが蓄積しやすいものです。
水アカやその他の汚れでくもってしまった流し台を、再び新品同様の状態にしたいと思ったことはありませんか？
私もスポンジで何度も試みましたが、汚れは落ちず、ほとんど諦めかけていました。毎日使用する
ステンレス製の流し台だからこそ、常に清潔に保ちたいですよね。
しかし、適切な掃除方法を知れば、ステンレス製の流し台は再び輝くようになるのです！
今回は、ステンレス製の流し台を簡単に綺麗にする方法と、汚れを防ぐコツを紹介します。
ステンレス製の流し台の汚れの種類と対処法
流し台の汚れとは一体何でしょうか？ここでは、よくある二つの汚れについて紹介します。
水アカ
水アカは水道水のミネラルと食品に含まれるカルシウムが結合し、硬化することで発生します。
食器洗い後の水滴が蒸発し、残ったミネラルが白くザラザラの水アカに変わります。
水アカを除去するには、クエン酸が効果的です。水アカはアルカリ性なので、酸性のクエン酸で中和して落としやすくなります。
石けんかす
石けんかすには「金属石けん」と「酸性石けん」の2種類があります。
金属石けんは、洗剤の油分と水のミネラルが混ざり合ったもので、酸性のクエン酸で除去できます。
酸性石けんは、石けん成分と皮脂汚れが混ざり合ったもので、ベタつきや黒ずみの原因です。これはアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダで中和し、除去できます。
どちらの汚れも長期放置すると、スポンジでは落としにくくなるので、定期的な清掃が大切です。
ステンレス製の流し台の掃除方法
汚れの種類と対処法を理解した上で、ステンレス製の流し台の清掃方法を紹介します。
水アカの除去方法
必要なもの
クエン酸 小さじ1
水 200ml
キッチンペーパー
スポンジ
スプレーボトル
食器用洗剤
順番
クエン酸水の作り方
水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜて溶かします。使用する際はスプレーボトルに入れると便利です。
水アカ部分にスプレー
クエン酸水を水アカが付着している部分にしっかりと吹きかけます。キッチンペーパーやティッシュを上に置き、水が滴るまでたっぷりとクエン酸水をかけましょう。
クエン酸を浸透させるために放置
クエン酸が十分に浸透し、水アカが落ちやすくなるまで約30分放置します。汚れが頑固な場合は2時間程度放置が効果的です。途中で乾燥しないように、クエン酸水を追加したり、ラップをかけたりすると良いでしょう。
水アカをこすり落とす
キッチンペーパーやティッシュを取り除き、スポンジで水アカをこすり落とします。ここで食器用洗剤を使用すると、より綺麗にすることができます。
洗い流し、乾拭きする
水アカをしっかり落とした後、クエン酸が残らないように水でよく洗い流します。最後にキッチンペーパーやクロスでしっかりと水分を拭き取ります。
これらの簡単な手順で、ステンレスシンクを新品のような輝きに戻すことができます。定期的な掃除で、ステンレス製の流し台をいつも清潔に保ちましょう！
酸性石けん汚れの除去方法
先に紹介した金属石けんの除去法に続き、ここでは酸性石けんの汚れを取り除くプロセスを解説します。
必要なもの
重曹
スポンジ
手順:
重曹散布
ステンレス製の流し台に水をかけてから、重曹を均等に散布
放置
この状態で約30分から1時間放置します。
スポンジで擦り取る
スポンジを使って、汚れを丁寧にこすり落とします。
水でよく洗い流す
汚れが取れたら、水でしっかりと洗い流します。
これらのステップはとても簡単で、汚れを放置してから擦るだけなので、掃除が苦手な方でも手軽にできます。
日常のお手入れで心がけるべきことは、食器を洗った後にステンレス製の流し台も
きれいにすることです。
食器洗いが終わったら、食器用洗剤を付けたスポンジでシンクを洗い、
水分を拭き取りましょう。
水分を残しておくと、水垢が形成され、時間とともに固着しやすくなります。
日々の拭き掃除で、シンクの汚れを目立たなくすることが可能です。
まとめ
今回は、ステンレス製の流し台の汚れを手軽に除去する方法をご紹介しました。
ステンレス製の流し台をきれいに保つ秘訣は、使用後に水滴をしっかり
拭き取ることです。
この簡単な作業を行うことで、ステンレス製の流し台の美しさを
長持ちさせることができます。
ステンレス製の流し台の汚れにお困りの方は、
ぜひこれらの掃除方法をお試しください。
毎日の少しの手入れで、ステンレス製の流し台を清潔で快適な空間に
保つことができます。
定期的なメンテナンスとこの簡単な清掃方法で、ステンレス製の流し台を
いつでも輝かせましょう！
