乾きにくい洗濯物に速乾の秘訣!効果的な干し方とは?

洗濯

乾燥が遅い洗濯物への対処法と効果がある干し方です。

雨の日や寒い季節は外に洗濯物を干せないので、

室内干しをすることが多いですよね。
しかし、これがなかなか乾かないのが問題です。

速く乾かすにはどうすればよいでしょうか?

そこで、効率よく洗濯物を乾かす方法を探ってみました。

なぜ室内干しは乾きにくい?

室内で干した洗濯物がなかなか乾かないのには理由があります。
それを理解することが大切です。

乾燥が遅い理由

室内での干し方には、いくつかの要因が影響しています。

日照不足

例えば、晴れていても日光があまり入らない北向きの部屋では、洗濯物が乾きにくくなります。完全に乾かないわけではありませんが、時間がかかります。

低温

寒い季節や室内が冷えていると、衣服の水分が蒸発しにくく、乾燥に時間がかかります。暖かい方が水分が蒸発しやすいのです。

高湿度

・相対湿度が高い時
・空気中の水分が飽和している時

室内の湿度が高い時も、洗濯物は乾きにくくなります。空気中に含まれる水蒸気の量は気温によって変わります。(飽和水蒸気量)飽和すると、それ以上の水蒸気を含むことができなくなり、乾燥が遅れます。

洗濯物を速く乾かすには?

それでは、洗濯物を早く乾かすためにはどうすれば良いのでしょう?

乾燥に必要な条件

乾燥とは、湿気や水分が減少することを意味します。洗濯物を速く乾かすためには、次の二つの条件が重要です。

高温 低湿度

これらは洗濯物が乾きにくい理由の反対になります。
しかし、室内干しの場合、もう一つ大切な要素があります。

風も重要

なぜ風が必要なのか?
衣服から蒸発した湿った空気が周囲に滞留すると乾燥が遅れます。
風によって湿った空気を払い、新しい乾燥した空気に置き
換えることで、さらに水分が蒸発しやすくなります。

速乾法

室内で洗濯物を早く乾かすには、気温や湿度を適切に管理する必要があります。

その際に役立つのがエアコンです。

エアコンの暖房

⇒ 冬は室内の温度を高く設定して暖めます。

エアコンの除湿

⇒ 梅雨の時期は室内の湿気を取り除きます。

扇風機やサーキュレーターを使う

湿気を含んだ空気を動かして乾燥を促進するのは賢い選択です。
扇風機でもサーキュレーターでも、空気の流れを
作ることができれば効果的です。

特に、サーキュレーターは空気を効率よく循環させる
設計になっているため、洗濯物の乾燥には最適ですが、
家に扇風機しかない場合でも、洗濯物に向けて適切に風を送ることで
乾燥を加速させることができます。

ただし、風によって周りのものが散らばらないように
注意が必要です。

換気扇も使う

部屋の換気扇を使うことで、室内の湿気を外に排出することが可能です。これにより、室内の湿度が下がり、洗濯物が乾きやすくなります。

ドライヤーやアイロンはどうか?

利用する方法もあります。特に、一部の洗濯物を急いで
乾かしたい場合には、ドライヤーが有効です。
しかし、熱風による熱ダメージや素材への影響には注意が必要です。
アイロンは、特にシャツなどを半乾きの状態でアイロンがけ
することで、シワを取りつつ乾燥も促進することができます。

洗濯物を干す際のコツは

風通しを良くするために洗濯物同士の間隔を
適切にとることが重要です。
密集しすぎると空気の流れが妨げられ、乾燥が遅くなります。
また、洗濯バサミ付きハンガーを使用する場合も、風が
通りやすいように洗濯物を干すことが望ましいです。

まとめ

大量の洗濯物を一度に干す必要がある場合や、室内の湿度上昇が懸念される場合は、バスルームなどの換気設備のある場所での室内干しが効果的です。また、地域のコインランドリーにある乾燥機を利用することも、時間と労力の節約につながります。

 

 

 

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