美しい髪からほのかに漂うシャンプーの香り。
それは清潔感と魅力を演出し、周囲に良い印象を与えます。
しかし、多くの人が経験するように、シャンプーをしてもその香りが
なかなか髪に残らないという問題があります。
本来なら誰でもシャンプーのいい香りを留める事が出来るんですよ。
やり方はとっても簡単なんです。実は、シャンプーの香りを長持ちさせる
ためには、特定のシャンプーを選ぶだけでなく、適切な洗髪方法が
重要なんです。
シャンプーの香りが髪に残らない原因
髪の毛はダメージを受けると、キューティクルが開き易くなってしまい、
髪の毛の表面が荒れてしまいます。
この状態では、シャンプーの香り成分が髪の表面に留まりにくく
なっていて、すぐに香りが飛んでしまいます。
今は、カラー系で結構、髪の毛痛んでる方が多いんです。
それで、回数やっているとやっぱり痛んできます。
これはもうしょうがないので普段のシャンプー時に出来るだけ
髪の毛が痛まない方法を説明します。
洗浄が不十分
頭皮や髪の毛が十分に洗えていない場合、残った皮脂や汚れが香り成分を
上回ってしまいます。特に皮脂の汚れは髪の毛の根本の頭皮から
出てくる脂ですので、髪の毛を洗うと言うより
頭皮を洗って欲しいんです。
これは髪の毛が長い、短い関係なく頭皮をしっかり洗って欲しいんです。
そして、濯ぎの泡もしっかり落として下さい。
ここまでやってないから、シャンプーの香りが打ち消され、
髪の毛に香りが残らなくなってしまいます。
髪の毛の乾燥不足
髪の毛を十分に乾かさないと、キューティクルが傷つき、頭皮が蒸れて
しまいます。いい加減に乾かすとかゆみもでてきますよ。
最悪、フケの原因にもなったりします。
髪の毛をしっかり乾かさないだけで不快なニオイの原因となるだけ
でなく、シャンプーの香りの持続にも悪影響を与えます。
髪にシャンプーの香りを残すための具体的なステップ
ブラッシングで下準備
シャンプー前に髪をブラッシングすることは、非常に重要です。
ブラッシングは必ずやって頂きたいものです。
これにより、髪の毛の絡まりが解消されます。髪の毛が細い方は
特にやって欲しいですね。絡まっている髪の毛のままシャンプーを
してしまうと切れ毛の原因にもなり、また新たな絡まりが出来ます。
そして、シャンプー前に髪をブラッシングする事により、ほこりや
スタイリング剤などの汚れも取り除かれます。
また、ブラッシングは頭皮の血行を促進し、健康的な髪の成長を
助けます。
予洗いで汚れを落とす
予洗いは、髪の毛を濡らした後、お湯だけでしっかりと髪の毛を洗うこと
を指します。
この段階で髪の毛の汚れの大部分が落ち、シャンプーの
泡立ちも良くなります。
予洗いにより、シャンプーの洗浄力が高まり、香りが髪に残り
やすくなります。
泡立ちの良いシャンプーで洗う
シャンプーは手のひらで十分に泡立ててから髪に適用します。
泡が髪や頭皮の汚れを吸着するため、良い泡立ちが必要です。
シャンプーの際には、爪を立てずに指の腹を使い、
頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。
また、付け加えるなら、泡立ち良くて泡切れの良いのがいいですよ。
すすぎの徹底
シャンプーの泡をしっかりとすすぎ落とすことが重要です。
この段階でシャンプーの残りが髪に残ると、香りの持続に影響します。
また、残ったシャンプーの泡は頭皮のトラブルの原因にもなり得ます。
最悪は痒みやフケの原因になったりしますからしっかり
濯いで下さいね。
髪の毛をしっかり乾かす
シャンプー後は、髪の毛を根元からしっかり乾燥させます。
特に、根元の乾燥が不十分だと、頭皮の蒸れやキューティクルの
ダメージが生じ、シャンプーの香りの持続に悪影響を与えます。
髪の毛をキレイに乾かす
髪の毛のドライのコツは、シャンプー後に根元からタオルで
出来るだけしっかり水気を取るようにタオルドライをします。
それが、出来たら髪の毛の表面からではなく、根元からドライヤーで
乾かせば今までより早く乾かせますよ。
いきなり、表面のドライヤーで乾かしても根元まで風が届かないんです。
根元を乾かす時は髪の毛をめくってやれば簡単ですよ。
髪の毛が、セミロングやロングの方は特に後頭部の根元は乾かして下さい。
このくらいの長さのある方が適当に乾かしていると
匂い、痒みや酷い時はフケの原因にもなりますから、注意は必要ですよ。
まとめ
シャンプーの香りを髪に長持ちさせるためには、単に良いシャンプーを
選ぶだけでなく、適切な洗髪方法が重要です。
ブラッシング、予洗い、泡立ちと泡切れの良いシャンプーを使った洗髪、
しっかりしたすすぎ、そして充分な乾燥が、香りの持続を助けます。
毎日の洗髪が、清潔感あふれる美しい髪への第一歩となります。
ぜひこれらのステップを試して、香り高い美しい髪を手に入れてください。
しっかりと予洗い⇒シャンプー付けて洗い⇒しっかりとすすぎ
⇒しっかりドライ
これを面倒がらずにやるだけでキレイな髪の毛でいられますよ?
また、夜にシャンプーする方はシャンプー後のドライと
簡単なブローで翌朝のスタイリングはとっても楽になります。
是非、やって見て下さいね。