見つかった古い通帳の取り扱いはどうしたらいい?

生活

最近、私の父親の実家を片付けているときに、故人である曽祖母が使っていたと思われる銀行通帳が出てきました。この発見には家族も驚き、「どうすればいいのか?」という話になりました。よくある話ですが、遺品整理中に古い通帳を見つけることは珍しくないですね。

また、子供の頃に使っていたと思われる通帳が、解約されずに放置されていることもあります。このように昔の通帳が見つかった場合、まずはその通帳の現状を確認しましょう。通帳がまだ有効なのか、休眠口座となっていて取引ができないのかを確認するために、通帳、印鑑、身分証明書を持って銀行の窓口に行くことが重要です。

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何年も前の通帳のお金の引き出し方や手続きの確認方法は?

何年も使っていない通帳が見つかった場合、大抵は休眠預金として扱われることが多いです。2年以上の不動の口座には、維持手数料がかかる場合があり、年間1,000円程度が徴収されることがあります。実家で見つかった使わなくなった口座について、私の母は「維持手数料がかかりますので、手続きが必要です」と通知されました。

通知が来た場合、どのように対応すればよいか、また休眠預金の取り扱いについても知る必要があります。休眠口座の資金を引き出すためには、窓口での本人確認が必要になります。これは、ATMを利用するよりも手間がかかりますが、必要な手続きを経て引き出すことが可能です。

遺品整理で未使用の口座を発見した場合は、すぐに該当の銀行に連絡を取ることが推奨されます。銀行窓口での手続きには、通帳やキャッシュカード、印鑑、身分証明書が必要です。また、銀行が休眠口座として認定した場合、1万円以上の残高があれば預金者に通知が送られます。

維持手数料がかかると通知された場合は、すぐに銀行に行き、解約手続きを行いましょう。年間1,000円の手数料が発生することもありますが、手数料を支払うよりも解約を選ぶことが賢明です。そして、手続きの期限が記載された葉書も受け取ったら、早急に内容を確認して対応することが大切です。

古い通帳の保管期間についてはいつまで保持すべきか?

古い通帳は最低でも1年間の保管が推奨されています。国税庁では、所得計算の精度を保つために通帳の1年間の保管が必要とされています。個人事業主や法人の場合、通帳は通常7年間保管する必要がありますので、慎重に扱うべきです。個人の古い通帳で、1年を超えて使用していない場合は、個人情報保護の観点からも処分することをおすすめします。

古い通帳の適切な処分方法

①自宅で自分でも出来、とても簡単に出来て安全な通帳の処分方法!

自宅で行う安全な通帳処分方法 通帳には多くの個人情報が含まれています。個人情報(住所、氏名、届出番号、届出印)を油性マーカーで塗りつぶし、情報の悪用を防ぎましょう。シュレッダーで通帳を細かく切り、もしシュレッダーがなければ、ハサミで細かく切ってください。切り刻んだ通帳は新聞紙で包んで、目立たないようにしてごみに出しましょう。

②通帳の銀行の窓口へ持っていき処分をしてくれるよう依頼する

銀行の窓口での処分依頼 自宅での処分に不安がある場合は、銀行の窓口で処分を依頼することも可能です。ただし、すべての銀行がこのサービスを提供しているわけではないので、事前に確認が必要です。また、通帳が多くなってしまうと、持ち運びも大変なので、処分は定期的に行うことをおすすめします。

古い通帳を長期保管するリスク

古い通帳を長期間保管することにはリスクが伴います。放置された通帳は、盗難や不正利用のリスクがあります。また、届出印をそのままにしておくと、なりすましによる不正引き出しの危険もあります。不要な通帳は早めに処分することで、これらのリスクを最小限に抑えることができます。

まとめ

最近はやたらと詐欺まがいの事件も多いですので個人情報保護と詐欺被害の予防のため、不使用の通帳は速やかに廃棄することが推奨されます。さらに、気づかないうちに銀行によっては未解約の口座に年間維持費が発生することもあり得ます。節約と安全対策を兼ねて、日常的に使用している口座の管理を忘れずにすることが大切です。通帳はこれからも将来的にも使用する可能性も有りますので、通帳は何処にあるか忘れるような事がないように管理はしっかりするように普段から心掛けるようにしましょう。

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